今月の人-2月-

今年で13回を数える「飯坂温泉 太鼓まつり」
会場となる「パルセいいざか」のコンベンションホール(約2,000席)は、
第1回の開催から毎年満席となる、県内有数の太鼓イベントです。
今年は3月16日(日)に開催され、
北海道から宮崎県まで全国屈指の団体とともに、
飯坂太鼓も勇壮な鼓動を響かせます。

飯坂八幡神社祭り太鼓保存会の会長、
武山さんにお話を伺いました。


奏者も観客も全国から

開催当初は「県北 太鼓まつり」という名称で、福島県内、特に北部の団体に多数出演してもらいました。4回目から現在のように「飯坂温泉 太鼓まつり」として、今では全国からさまざまな団体に出演いただいています。
当初は告知をするお金もなくてね。飯坂温泉観光協会から車を借りて、車の屋根にお手製の放送設備を取り付けて、とにかくいろんなところを走り回って宣伝したものです。
そんな状況ですから開催当日が心配だったのですが、開場したらあっという間に満席になりましてね。それ以来10数年間ずっと満席が続くほど大勢の方に来ていただいています。関東圏の団体のお客さまなどは、前日にバスをチャーターして飯坂温泉に宿泊して、太鼓まつりに参加いただき、その日もまた宿泊するという方々もいらっしゃるほどです。本当にありがたいことです。


飯坂町の3人に1人は
太鼓を叩くことができる

飯坂太鼓の保存会は、高校生から本格的に参加してもらっています。在籍している高校生は20人ほどですが、日曜日の夕方からの練習がいい気分転換にもなるようで「太鼓でストレスを発散した後は受験勉強がはかどる」と言っている高校生もいますね(笑)
飯坂町の人たちの3人に1人は太鼓を叩けると言われるほど、太鼓は私たちの生活と強い結びつきがあります。「飯坂けんか祭り」に代表されるように、お祭り好きな町ですしね。

3年前、本番を2日後に控えた練習日に東日本大震災が起こりました。潰された太鼓も多く、その年の「太鼓まつり」は開催することができませんでした。多くの方々のご支援により復活したお祭りですから、今年もぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思います。